日本昔ばななし〜かぐや姫〜
美しく成長したかぐや姫の元には、様々な男が言い寄ってきた。
かぐや姫は、「私の望む物を持って来てくれた方を選びます。」と言い、それぞれに高価な品を要求した。
高級時計、高級バッグ、車、家、島、油田・・・・
男達は、ある者は貯金を全て使い果たし、ある者は銀行を襲い、またある者は詐欺を働き、かぐや姫の望む全てを用意した。
それら全てを受け取ったかぐや姫は、「実は私、月の世界の者で、もうじき月に帰らなくてはならないのです。皆様の御恩は決して忘れません。」と言い残し、月に帰ってしまった。
月に戻って本命の彼に地球はどうだったかと聞かれたかぐや姫は、「地球はアホだった」と満面の笑みで答えた。とさ。